パーソナルコンピュータ (Personal Computer)
パーソナルコンピュータ (Personal Computer) とは、主に個人で使用するために作られたコンピュータであり、「パソコン」、「PC(ピーシー)」と略される。日常的に単に「コンピュータ」と呼んだ場合は、パーソナルコンピュータを指している事が多い。
概要
1960年代までのコンピュータは、きわめて大型で高額なものであり、1台のコンピュータを複数人が共同で利用するのが一般的な形態であった。1970年代に入る頃には、特に大型かつ高額で専門家が操作するメインフレーム(汎用コンピュータ)、事務計算用のオフィスコンピュータ(オフコン)、科学技術計算用のミニコンピュータ(ミニコン)など各種のコンピュータに分化していたが、特別な場合でない限り、いずれも複数人が共同で利用した。
1974年にマイクロプロセッサが登場すると、個人でも購入可能な小型で低価格なコンピュータが登場した。これらを当初はマイクロコンピュータ(マイコン)などと呼んだが、外観・操作性が洗練されてきたものを、従来品との差別化を図るため、個人用途であることを強調した「パーソナル」を冠して呼ぶようになった。
なお、特に「個人のための理想のコンピュータ」という意味では、アラン・ケイが1972年のACM National Conferenceで発表した"A Personal Computer for Children of All Ages"にその言葉が見られる。ここで言うパーソナルコンピュータとはダイナブックのことである。
2009年現在、一般的には、入力機器としては、キーボード・マウス(ポインティングデバイス)など、出力機器としては、ディスプレイ・プリンターなどと組み合わせて利用する。
最近では、CPUを始めとするパソコンの各パーツの性能の向上が著しいため頻繁に新製品が登場している。
サーバー(Server)
サーバあるいはサーバー(英: Server)は、コンピュータの分野では、ユーザー(クライアント)からの要求に対して何らかのサービスを提供するシステムのことである。本来はソフトウェアの用語であるが、転じて業務用の比較的大型のコンピュータ(ハードウェア、あるいはソフトウェアも含めたシステム全体)も、サーバーと呼ばれるようになった。
概要
サーバとは、本来はコンピュータネットワークで使用される分散コンピューティング技術の1つであるクライアントサーバモデルでの用語である。サーバーはクライアントからの要求(リクエスト)に応じて、何らかのサービス(処理)を提供する側のソフトウェアである。提供するサービスはサーバの種類によって異なり、例えばファイルサーバであれば保管しているファイル(データ)の提供、プリントサーバであればプリンタへの印刷処理の提供など、さまざまである。
転じて、業務用の比較的大型で信頼性を重視したコンピュータ(ハードウェア)も、上述のサーバ用途に使用される場合が多いため、「サーバ」と呼ばれるようになった。当初は分散システム(日本ではオープンシステムとも呼ばれる)のUNIX搭載サーバーやPCサーバーが主に「サーバコンピュータ」(サーバマシン、サーバ機)と呼ばれたが、1990年代にはメインフレームなどもサーバ用のオープン標準対応が進み、大型のコンピュータ全般を「サーバ」と呼ぶ場合が増えた。
マルチメディア(Multimedia)
マルチメディア(Multimedia)とは、複数の種類の情報をひとまとめにして扱うメディアのことである。一般的には映像や音楽など動的コンテンツを含むイメージで捉えられることが多い。複合媒体と訳す。
歴史
1980年代以降、インターネットを実現するための情報スーパーハイウェイ、GUIを基本とするオペレーティングシステムとパーソナルコンピュータにより、様々なメディアから発信されてくる情報データに対し「情報の消費者」であったユーザを、「情報の発信者」にもすることのできる技術が可能になった。「情報収集」と「情報処理」が双方向対話型(Interactive)の「情報伝達方式」と一体となった「技術」がマルチメディアと呼ばれた。その後、マルチメディアを活用した新たなビジネスモデルの構築やベンチャービジネスが活性化し、それら企業に投資するというITバブル時代が到来することになる。
最近は特にコンピュータとインターネットを中心とし、文字、映像、動画、音声など従来別個のものとして扱われてきた様々なメディアを、デジタルデータ化することで同一のレベルで処理、既成の概念とは異なる方法で消費者に提供したり、加工して発信したりすることが可能になった。メディア処理には専用のソフトウェアが必要であり、一般にメディアプレーヤーと呼ばれる。またコンピュータそのものをマルチメディアと言うことがある。
転じて、今までコンピュータで扱うのが難しかった映像メディア、音声メディアなどを(単一のメディアとして扱っていても)マルチメディアと呼ぶこともある。
CG-ARTS協会が1996年から実施している「マルチメディア検定」では多様なコンテンツを作成できる能力、多様なメディアを使いこなすことができる能力の評価に重点が置かれている。
かつて「ネオダマ」(ネットワーク、オープンシステム、ダウンサイジング、マルチメディア)という言葉が、コンピュータビジネスの世界で成功キーワードとされたことがあった。
ゲームビジネスにおいては、極端にゲーム性の低い作品に「マルチメディア作品」と付けられることが多かったことから、ゲーム業界においては蔑称として用いられることもある。